ライアーライアー
動画の評価
コメディ、笑える ☆☆☆☆☆
パントマイム ☆☆☆☆☆
家族のドラマ ☆☆☆☆
おすすめ度 ☆☆☆☆
dTVで配信中!
動画の感想とレビュー、あらすじ
ジム・キャリーが敏腕弁護士を演じるコメディ。
ジム・キャリーのパントマイムや、オーバーな演技、顔面芸が炸裂しています(^^;
私はあまり他のジム・キャリー作品は観たことがなかったので、ちょっと呆気にとられてしまいました。
彼のオーバーアクション気味の演技が苦手な人は、きついかも。
主人公は、ジム・キャリー演じる弁護士のフレッチャー。
弁護士、裁判の世界では真実なんてあってないようなもの、と言わんがごとく、論理をすりかえたり嘘をついたりして、力技で勝訴に持ち込んでしまいます。
それゆえに有能な弁護士とされているのですが、人間として見ると嫌な人ですね。(苦笑)
彼には別れた奥さんとの間にかわいい一人息子がいます。
でも彼は仕事ばかりしていて息子・マックスとの約束を破ってばかり。
とうとう5歳の誕生日のパーティーもすっぽかしてしまうことに。
パパに会えるのを楽しみにしていたマックスは傷ついて、ケーキのろうそくの火を吹き消すときに、
「パパが一日だけ嘘をつけなくなりますように」というお願いをします。
そのお願いが本当に効いて、フレッチャーは一日嘘がつけなくなってしまうのです。
かわいい息子がした願掛けにより、フレッチャーは嘘をつかずに裁判を乗り切らねばならないことに。
その嘘の暴かれた弁護士の世界が、コミカルに描かれています。
ジム・キャリーのハイテンションな演技が強烈で、とにかく笑いながら観られました。
弁護士に限らず、人は普段からささいな嘘をたくさんついているのだなあ・・・と改めて気づかされたり。
健気な5歳の男の子のかけたファンタジックな魔法により、大人の世界の嘘が暴かれてしまうという手法が面白いですね。
最後に今までの息子への態度を反省して、フレッチャーが空港へ駆けつけるシーンが好きでした。
身の振りかまわずに「愛している」と大声で叫びながら、マックスを止めようとします。
ジム・キャリーのオーバーな表情が返って効果的で、笑いながらもジーンとしてしまいました。
dTVで配信されています。