ONCE ダブリンの街角で


once ダブリンの街角で



動画の評価


素敵な音楽       ☆☆☆☆☆☆

切ない恋愛       ☆☆☆☆☆

青春ドラマ       ☆☆☆☆

おすすめ度       ☆☆☆☆☆


dTVで配信中!





動画の感想、レビュー、あらすじ



味わい深く素敵な映画でした。

音楽が心に染み込むように響いてきます。

舞台となったアイルランドのダブリンは、古い建物が残り、落ち着いた美しい街並みですね。

その街角に立って、ギターを弾きながら歌う男が主人公。

彼の歌は哀切で感情豊か。
ギターに穴が開いているのもご愛嬌?

そんな男の歌に、立ち止まって聴き入る女性。

彼女はチェコからの移民で、街で花売りをしています。

娘と母親を抱え、生活は苦しいけれど、彼女の心にも豊かな音楽がある。
彼女自身、音楽家なのでした。

二人は音楽を通じて引き寄せられ、交流します。

普段は掃除機の修理屋として働いているという男。
プロのミュージシャンになりたいという彼のために、女は曲作りを手伝うことに。

二人が奏でるメロディが温かく聴いていて心地よい。

二人は音楽を通じて心を通わせ、ほのかな恋愛感情がめばえていきます。

でも彼女にはチェコに残してきた夫がいる。

そして男の方にも、忘れられない昔の恋人がいるのでした。

結ばれることのない恋は、音楽を通じてのみ結晶化することになります。

彼らの青春がそのまま音楽というかたちになったかのよう。

その素晴らしく心を揺さぶる歌に包まれて、夢を見ているかのようなひとときを過ごすことができました。


音楽以外に、これといったストーリーの展開などはないのですが、唯一、二人で海辺へドライブへ行ったデート・シーンが美しくも悲しい余韻を残します。

そこで彼女は故郷にいる夫への思いを語りながら、自分の本心をチェコ語で打ち明けるのです。

その言葉を理解できない男・・・。しんみりと切ないシーンでした。


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